Skeleton
スケルトン競技
スケルトン競技とは、ボブスレー・リュージュ兼用の氷で作られた、全長1300m~1500mのコースを鉄製のソリで滑り降り、そのタイムを競う競技です。最高スピードは、時速125kmにも達する事があります。
この競技の特徴は、足を前にして乗るボブスレー・リュージュ競技とは異なり、頭を前にして腹這いになってソリに乗るところです。いわゆる、ウルトラマンやスーパーマンが空を飛ぶようにしてソリに乗ると言う事です。欧米においては、広く盛んに行われている競技です。年間約8戦行われるワールドカップと世界選手権には、日本チームも全てに参加しております。
この競技は、スイス(サンモリッツ)が発祥の地で、雪上でのソリ遊びから生まれ、第二回、第五回の冬季オリンピックでは正式種目として行われていました。しかし、その後は様々な理由で、オリンピック種目から外されてしまいましたが、2002年のソルトレークオリンピックでは、54年ぶりにオリンピック種目として復活し、日本の越和宏選手が8位
に入賞しました。