下町ボブスレー2号機の国際競技大会等への使用について
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会様よりご提供頂きました「下町ボブスレー2号機」につきまして、ボブスレー日本代表チームが10月下旬より約1週間に渡りカナダカルガリーの氷上コースにおいてテスト滑走を実施し、また国際競技連盟のマテリアルチェックに立ち会い、従来使用しておりましたBTC社製そりとの比較も含め、改良点を指摘させて頂きました。
その後、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会様より改良計画をお示し頂き、協議を継続してまいりましたが、今シーズン(2013-2014シーズン)は日本代表チームのオリンピック出場資格獲得のため競技日程が過密であり、選手のコンディション等を考慮のうえ更なるテスト滑走を実施する場合の日程が限られること、また当連盟より要望しました改良点の中には、改善に相当の期間を要する項目があることがお互いに確認され、引き続き協議を継続することは非常に困難であるとの判断に至り、今シーズンの競技大会への使用を断念いたしました。
下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会様ならびに大田区産業振興協会様には、引き続きボブスレー競技の普及発展にご協力賜りますことをお願いしていく所存でございます。
最後に、ボブスレー、リュージュ、スケルトン競技の日本代表チームの選手達は、オリンピック出場資格獲得のため国際大会を転戦しております。引き続きご声援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
以上