報告

スケルトン国内合宿8 実施報告

2021年4月15日

 

日  程2021年3月4日(木)~3月27日(土)
場  所愛媛県松山市ニンジニアスタジアム、長野県長野市、宮城県仙台大学 など
目  的プッシュ強化の為のスプリント技術向上と翌シーズンに向けた体力強化
概  要 松山では合宿初日にコンバインテストを行い木下、長尾両選手ともに、30m走のタイムは昨年度同時期に比べ向上した。階段、坂や砂浜でのトレーニングも実施し、多方面で負荷をかけスタートタイム向上に必要な体力強化を実施した。
 長野での合宿は、栄養教育の一環で調理実習を実施した。予め設定したトレーニング時間から逆算し、テーマを設定、選手が献立を作成し調理をした。長期遠征時に自分に何が必要でどのような選択が必要か、献立から自分の不足分を考え、それを補うなど、食事を通して自己調整力を養った。
 宮城では、プッシュトレーニングと床反力測定を仙台大学で行った。床反力を測定するフォースプレートを用いて、「瞬間的な力の発揮」を測るため、スタート時から2歩までのデータを収集した。今後分析して次年度以降の活動へとつなげる。



木下選手:愛媛では、細かいスプリント技術の習得や今シーズン戦い抜くための基礎体力作りをすることができた。長野では調理実習をし、自分達で考えた献立を実際に作る事でより栄養補給を意識できるようになった。宮城ではプッシュトレーニングと床反力測定をし、今シーズン氷上で鍛えたプッシュを陸上プッシュでも活かすことと力の発揮を確認することができた。

長尾選手:今回の合宿ではこれまでの合宿の成果を数値で知ることができました。体力面の向上やコンバインテストを実施し、現状把握ができました。日々のトレーニングで扱う重量も自己ベストを出すことができて成長を感じました。また、個人面談があり今自分が思っていることを聞いてもらえてそれについての意見など聞けてスッキリしました。

臼井選手:長野のみの参加でしたが、様々なサーキットトレーニングを行ったことで自宅での練習の幅を広げることが出来ました。栄養では調理実習や、振り返り等を行い自分の目標に対する栄養からの方向を今一度確認することが出来ました。
選  手木下凜(仙台大学)
長尾太道(英明高等学校)
臼井貴将(北海道網走南ヶ丘高等学校)※3/18-24のみ参加
スタッフ進藤亮祐
雨宮朱詠
渡邉容史(愛媛県スポーツ・文化部スポーツ局)
岡田貴志(株式会社ケッズトレーナー)
佐藤友恵
清野隼
松永梢